南風
2011年 12月 07日
中途半端な距離だと、純白の身体が妙に反射して露出が狂うし、美しいアイシャドウやイエローのグラデも、いまひとつ垢抜けない感じに出てしまう。クマノミをかわいく撮るのは結構難しいように、このハゼに比べたら、アケボノハゼやシコンハタタテハゼなんかはもう、止まって見えるようにやさしいんじゃないかな。
今回時間があったのでちょっと構図を変則的に、あおって空抜きにして撮ってみました。
ブログのコーナータイトルも、うみのうろはそらのいろ、だし、たまにはこんな力の抜けたゆるい画もいいかな。
めずらしい南風のぽかぽか陽気な久米島からでした。
【番外編】こないだちょっと深めの穴の中にいた見慣れない魚です。
全然わからないけど、なんかちょっと変な感じですね~・・・
生命の星・地球博物館の瀬能宏先生に伺ってみたところ、次のような回答を頂きました。
「ヤセムツ科のヤセムツ属ですが、種レベルの同定は画像からは困難です。この仲間はいずれも大陸棚縁辺部や海山などかなり深い場所に生息していますが、時々浅い場所にも迷い込むのか、そうした場所にもいるのか標本が得られていないのでなんとも言えないのですが、海底洞窟などで撮影記録があります。」
だそうです。どうりで見慣れないわけだ。この穴、なんか他にもなにやら怪しい魚が沢山いましたよ~
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ぎょろ目のいかにも深海ってかんじがなんともいえんな!
あの穴かい?シルトな感じだし。