自由
2012年 05月 25日
ダイビングとモズク収穫の合間を縫って、今まで郵便局に擬態してきた(?)赤の軽バスのほうをオレンジに塗り替えました。スカイブルーの2号車と並べると、LEGOみたい。ビタミンカラーは沖縄の青い空とキビ畑に映えるな~♪
この塗装、実はホームセンターに売ってる普通のペンキを、自分で刷毛塗りしています。液ダレするし、ムラになって木目調みたいになりますが、ムラがあったほうが手触りがなんか木の触感でいい感じなので僕はずっと手塗り派です。値段も1台4000円いかないし、これでも数年錆びません。全塗装依頼したら10万弱かかるのと、ウエットスーツのまま乗車する事が通常の久米島のダイビングスタイルからすると、通常のダイビング車の寿命は早くて2年、もって3年ですから、数千円のコストで5年経った今も、ほとんど錆びずに元気に走っているこいつはとってもエラいのです。
ハイエースが普通のダイビング業界で、赤い軽バスでサービスを始めたときは、それはもう不思議な顔をされたし、今でもよくからかわれるけれど、だって定員3人だもの、充分です。なにより自分の車を、失敗なんか気にせず、気分で自由に塗り絵みたいに変えられるなんて、もうすっごく楽しくて! みんなもやればいいのに。ってずっと数年言っていたら、この頃久米島で増えてきた。3色塗り分けてのコーディネイトはあと少しだけ先にとっておこうかな。
朝食の時間を仕事にあわせて決めたり、車を好きな色に塗ったりできること。ちっぽけな、僕が手に入れたささやかな今。ペンキにまみれ、塗り終わったオレンジとブルーの車を眺めながら思う。この為だったら多少の不都合や貧乏、カッコ悪さ、そんなの全部まとめて引き受けてもいい。
これは最上の自由だ。
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