秋冬ダイビングの防寒方法あれこれ
さて、いよいよ師走の音が聞こえてきました、島の繁華街、イーフ地区も人影が少なくなってきました。今週末からの今年最後の連休に期待してます(クリスマス週除いててスミマセンm(__)m)。

沖繩の冬は、日本の冬だ。あたりまえのことなんですが、このことはここ数年で急速に観光の人に認知されているようで、真冬はどこも、激安観光ツアーと花粉症逃避長期滞在、大陸の皆様御一行、これが頼みの綱といった感があります。久米島では二月に楽天のキャンプがあり、海の中はクジラやハンマーで賑わっているし、なんとか大丈夫ですが、僕も営業頑張らないと。

さて、本日の本題、ダイビングの防寒、沖繩編です。今時期からの沖縄ツアーは旅慣れていてもちょっとスーツ選びや装備に迷ってしまうのものです、荷物は少なくしたいですしね。簡単ではありますがご案内させてください。さぁ、いきましょう。

まず水中ですが、ドライスーツなら問題ないとして、5mmのフルスーツだとさすがにちょっと寒いので、11月~4月上旬は水中での防寒の工夫をしましょう。次にあげるアイテムを導入すると、今思っている潜れない(もう潜りたくない)水温を、出費は抑えて数度は引き下げることができます。気になる方は是非お試しください。

1.フードベスト(2~3mmが着やすいです)か、スキン素材のラッシュガードを中に着る。*ラッシュは女性は水着がひっかかり、着にくいので試着を必ずしましょう。

2.裏がスキン素材のウエットスーツを着る。*バブやホットジェル等の荒業の効果も裏ジャージ/起毛素材に比べて格段に長持ちします。

3.5mm厚のファスナー無しブーツに変える。*素足や薄いミューブーツから履き替えると劇的な暖かさ。

4.スーツのファスナーは出来れば少ないものを。そこから水が入りますし、縫い目から縮んでいきますので、ファスナー箇所が多いほど、一、二年で素速くスーツが縮んで着づらくなるというファスナージレンマに陥ります。もし今から作ろうと思っていらっしゃる方はこんなところも注意してください。インナー着用前提で大き目に作るのが良いと思います。
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全てをクリアするのは難しいですが、このうちふたつくらいをするだけで、真冬でもかなりいけます。フードベストもファスナー無しブーツも量販店で6~9千円台から見つかりますよ。

さて、次はボート上です。冬に限らず、夏場でも日差しが無ければ結構冷え込みますよね。移動が長いダイビングサイトでは尚更です。そこでどうしてもコートかジャケットの出番になります。一昔前までは、これ1着で防寒全て解決しようという、ウェットスーツ生地でロングのボートコートでやり過ごす方法が主流だったのですが、ここ数年の防寒の傾向ははやり陸上と一緒でレイヤー状に防寒する方向へ変わってきました。理由は1着でこの問題を解決しようとすると、重く高価になってしまい、何より現在の方法より効果は低いからです。

以下、カラコド的寒い時期のダイビング後の防寒の基本編です。

1.セームタオルか、高吸水性のタオルを常備しましょう。

2.薄い布地のラッシュガードは日よけと傷よけ用、保温はしません、逆に気化熱で体温を急速に奪います。上がったらすぐに脱いで身体を拭きましょう。

3.裏地がスキン以外のウェットスーツは出来るだけ脱ぎます。脱ぎづらいようなら上半身だけでも脱いで、やはりすぐ体を拭きます。

4.安くて薄いフリース(勿論高くてもいいです)を着て、その上に防水性のあるジャケットを羽織ります。これで全然違う、あっという間に車内にいる気分。

5.スーツを全て脱げる方は、下の防寒に裏地がフリース表ナイロン素材のパンツを。それを履けば完璧、車内で暖房つけてるくらい。
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ちなみに裏スキンのロクハンカブリで終了まで通す人は止めません、それも有効な手です。
しかしなかなか皆にはできませんので、山と同じでとにかく身体の水を取り去って、フリースで覆い、防水のシェルで水と風を防ぐということになります。フリースジャケットはユニクロ等のセールで980円くらいで買いましょう、サイズゆるゆるでも構いません。下の裏フリースパンツも、ドンキとかしまむらとかで1500円くらいで買います。大丈夫、きっと無駄にはなりません、こういう服に限って部屋着で10年愛用したりするもんです。勿論こだわりのある方は好きなものを妥当な値段で、今から断捨離しようと思っている方は是非それを無駄にせず海で着てくださいね。特筆したいのはユニクロのファスナー。海水の塩噛みに非常に強いです。高級ブランドより遥かに強い。フリース等、前たてがついているものがあれば完璧なんですけどね。

ジャケットですが、防水透湿素材の高級ウインドブレーカでなくてもいいんです。水を通さなければなんでも。そもそもウエット脱ぎたてでフリース着てる時点で少し蒸れてますんで、基本防水/防風が役割です。但し、薄手のものでしたら、裏にメッシュが付いているものにしましょう。水しぶきがかかった時に、裏にメッシュがあるのと無いのでは、中にフリースがあるとはいえ、体感がまったく違ってきます。ノースフェイスやHH、コロンビアやパタとかでもいいんですが、意外とそういうのに限ってファスナーがすぐに逝ったりしますので、荷物も軽くなることですし、薄手の使い古しがお勧めです。

若干重いですが漁業カッパも便利です。シンプルな作りながら、海水が入らない工夫が随所にされていますし、水洗いなんてされたことのない漁業カッパが港のあちこちに置いてありますが、数年経ってもファスナーの塩噛みなんて一切なし、耐油性のある分厚いビニールなので、ボート上の色々な汚れを気にせず手荒く使えます。大体、それ以前に洗濯を前提に作ってませんのでまじで丈夫です。ちなみに僕はディッキーズ製の漁業カッパを愛用してます。雑な人にはこれが一番かもしれません。

そしてツアーから帰ったらファスナーのお手入れをどうか忘れずに。海水まみれのファスナーは塩抜きしたつもりでもガチンガチンになります。経験ありませんか? そんな困ったときはこれ、「MEIHO 塩噛み解消ムーススプレー」。ペンチで切らないと開かないような派手な塩噛みでも、数十秒で溶かし切ります。何かと便利なんで、一家に1本、買っときましょう、800円くらいです。


ちょっと長くなりましたが、まずは体をしっかり拭いて、フリース+ジャケットで防風/防水/保温/です。肌寒い季節の海は、サーフェスタイムでいかに疲労を取るか、いかに体温を回復するかが、そのまま次のダイビングに響いてきますので、面倒でも時間を割くことをオススメします。

さぁ、これで沖繩の冬の海を満喫できます。そして一番強い防寒は、必ずしも若い身体ではなく、緩んだ南国仕様の肌でもなく、熱い心であることはいうまでもありません。よし、毛穴、基、気を引き締めていざ、師走へ!

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by color-code | 2012-11-19 17:04 | 道具 | Comments(2)
Commented by じゅくねんだいばー at 2012-11-19 22:10 x
すみません。。。まだボートコート派なんです。近くにユニクロも無いし・・・。でもセームタオルは2枚持って行こうと思います。よろしく!
Commented by color-code at 2012-11-19 22:19
じゅくねんだいばーさん: フリースとジャケットはこっちもちってことで!笑
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