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N.Y.D


あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

タイトルは、なぜだろう、なんとなし今年の書初めはアルファベットで、と思ってみたので無理やり3文字でまとめてみました。-New years day-を3文字にまとめてみたのだけれども、自分以外、分野すらさっぱりわからない略になってしまった。ちなみにこれからU2へと話が進むわけでもない。年初めから方向性が皆無でもこまるので、書初めらしく、文字についてちと考えることにしました。

CPUや、LEDという文字の響きは好きだ。3文字というのは覚えやすいし、そういえば俳句も電話番号も3分割されている。USAやMOFを、カミながらしゃべるのも効率が悪いし、正しい日本語的なことにわりと否定的な僕としては大歓迎じゃないかと。でも、この3文字アルファベットの根っこのところにあるのは、実は効率などでは決してなく、なんとなし見てくれがよさ気・・・というとても曖昧な意識を大多数が共有しているからこそ、裏を返せばその故にいろんな手練手管が使えるともいえる。そしてなにより、危険な思想の温床にもなるだろう・・・オトナのバランス感覚を持つ者が使い得るともいえるかもしれない。

TDLには、凄みのあるマクドナルド的な緻密な計算を感じるし、SUVは、大半において要は、なんとなし何でも出来そうに見える車の総称の言い換えに過ぎないようにも見える。車を様々な用途に有益に使うのは、乗る人間側の才能の話だから、基本的なところではこの略称は本末転倒なのだ。こんな感じで、意図的なのかはわからないけれども、少なくとも日本においては、この3文字アルファベットは、対象に対する受け止め方を幾分変えることが出来るようだ。最近の話で象徴的だったのは、BSE騒動。その効果が遺憾なくなく発揮された一例だろう。あの牛のなかなかに衝撃的な映像と共に流れる狂牛病という言葉は、セットになってその当時、これは牛はムリ、食べられないと、大多数が戸惑ったのであるけれども、これは一月経たずして3文字のアルファベットに言い換えられるな、とそのとき思っていたら、たった数日でそれは成され、おどろおどろしい漢字の3文字とあの映像は、文字通り「いわゆる」の彼方へと葬り去られてしまい、政治家が外国産のステーキを食べる光景がTVに踊ったのではなかったか。凄腕のブレーンが関係省庁にいたであろうとしか思えない鮮やかな手際で、思わず手を打ちたくなったほどであった。さて、今年はどんな3文字が世間をにぎわすことだろう。

間違ってもCTUが大活躍するのは、出来ればDVDのなかだけであってほしいものだ。
by color-code | 2006-01-02 16:46 | ねじれ頭がぷかぷかぶーん | Comments(0)

沖縄は久米島にある小さなダイビングサービスです。


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