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日本魚類学会 -さらばイザリウオよ-



今回の事の発端は2003年、日本魚類学会にて標準和名検討委員会が組織されたのが始まり。その発端は、「今日に至るまで標準和名命名についての明文化された規則が存在しないのは問題である」という議論が起こった事に起因する。その議論のうちで、「メクラ・オシ・バカ・テナシ・アシナシ・セムシ・イザリ・セッパリ・ミツクチ」の語を含む和名については改名するという結論が出たそうだ。イザリウオの新標準和名は、カエルアンコウが挙がっているらしい。濁点が付かない「イサリウオ」も検討されたが、旧名を連想させない名称が適切との意見から却下された。結果は2007年の1月、学会HP上で発表される予定との事だ。

参考文献:(株)マリン企画 マリンアクアリスト・日本魚類学会ホームページ




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皆様お察しの通り、正しい日本語使いましょう的にナイスな議論である。叶うならば是非その議場で討論を聞いてみたいものだ。

・どうせなら改名リストに、「チビ・コビト・ハゲ・オジサン」も追加したらどうか?
・小さいものに「ヒメ(姫)」をつけるのは女性蔑視にはならないのか?
・魚に対して「ウマヅラ・ヒトヅラ」はあんまりではないのか?
・「サビクダリボウズギスモドキ・オビキヌハダタナバタメギス」はシニアダイバーが舌噛むから危険ではないのか?
・「カオナシ」は面白そうだから何かつける魚居ないのか?

・・・・・・・・・・キリがない。

そしてこのクマドリイザリウオは、クマドリカエルアンコウとなり、ではロケットイザリウオは、ロケットカエルアンコウ(!!) おお、これはイカすね(笑)。


穢多・非人を新平民とし、ちびくろさんぼという稀代の名作をくろんぼさんぼと言い換える離れ業を演じ、北海道旧土人保護法を世紀末まで存続させたお国柄だ。このくらいは余興の部類とは言いすぎかなぁ。

・・・・・・・・・・・あ、これ、GO-KAI無理。
Commented by hama at 2006-12-29 08:26 x
えぇ~?・・・カエルアンコウ?・・・カエルなのかアンコウなのかはっきりせいよ!全然違うじゃん!
釣りをするのだから、太公望とか、伝助(ハマちゃんね)とか、スーサンとか、だめかい?いそのことガマカツとか?笑。
エスカの動きからジギングもあり?岩場に隠れる名人だから、イガモノとかハットリ君なんてのもあり?
まぁ、センスある名前を期待しますわ~!わくわく。
Commented by colorcode at 2006-12-29 18:52 x
そういえば、タイコウボウダルマガレイが居ましたね! あー、数年は見ていないなぁ・・・・

やっぱ僕の和名の最高傑作は山乃神(ヤマノカミ)ですよ~、こういうかっこいいのがいいなぁ・・・
Commented by color-code at 2006-12-29 22:24
あっ、和名間違えてる・・・・・・イロ(×)>>クマドリ(○)・・・

直しときます、すんません
Commented by けんけん at 2006-12-30 10:35 x
ふうん、そうなんだー
仕事で「こういう言葉は使っちゃダメ!」みたいな指摘をすることがあり、「これって言葉狩り」だよな~と思いつつ止む無くやっているんだけど、既についている名前まで代えるとなると、言葉どころか[文化狩り」くらいに思えてくるね。

ま、それはともかく。

しばしば口にしているのだけど、「そりゃ~ないだろ!」と日頃思っている魚の名は「ヒゲソリダイ」
ひどいと思いません?面白いけど(笑)
Commented by けんけん at 2007-01-07 00:24 x
ニュースになったね。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070106i507.htm
Commented by color-code at 2007-01-08 09:46
そうですねー、びっくり・・・・・・・・。
yahooとかでも結構やってて、注目あったんだぁと実感しました。
by color-code | 2006-12-29 08:10 | 豪海倶楽部記事 | Comments(6)

沖縄は久米島にある小さなダイビングサービスです。


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