久米島モズク
2012年 05月 12日
僕も毎年、収穫のお手伝いをさせていただいているのですが、畑は久米島の東海上に伸びるはての浜の突端、美しい白砂が広がる浅瀬のまさに一等地。初夏の陽光を浴びて、ぐんぐん育ち、収穫を待っています。フコイダンたっぷり、低カロリー、整腸、抗ガン作用と、優等生のこのモズクですが、久米島産の品質はとてもいいですね、違います。なかでもよく育った畑に巡り合うと収穫していてとても楽しくて、時を忘れます。直に水中で見ると太陽に照らされたモズクは、稲穂のように黄金色に揺れ、とても美しいんですよ。
網のモズクをホースで吸い取るという一見地味な作業ですが、そう見える仕事に実は奥深さがあるもので、人それぞれ手さばき、足さばきもまるで違います。モデルは久米島のオーランド・ブルームと勝手に自分が呼んでいる田端敦、彼のスタイルは地に足が付く感じで網を持ち上げて刈ります。僕は中性浮力でふわふわしながら刈りたい派。船から遠い方に行きたがりや、フーカーの仕様やノズルの工夫まで、モズクしんか、親、兄弟でもそれぞれまったくスタイルが違います。
網は様々な生き物のゆりかごにもなっていて、様々な幼魚からウミウシに至るまで、ダイビングポイントでもいいんじゃないかくらいな豊富さです。この時はキンメモドキの塊がごちゃっと。ウエイトを10キロ以上腰に巻いて7時間、ランチ休憩も長くて20分、朝から夕方まで海の中、決して楽な仕事ではありませんが、あ、このハナオコゼ、いいなぁとか、この5mmのシマキンチャクフグ、俺ならこれをおかずに丸々1ダイブいけるんだけどなぁとか、色々妄想もしながらの仕事です。
収穫は今月末まで続きます。
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色んなカクレ系寄り添い系の生物がいそうだね?
でも、チチンと収穫する事が目的だよね!おいしい久米島のモズク大好きだヨン!あ~喰いてぇな~!今晩は久米島モズクでやろっと!
おお~必ず持って帰るよ!!