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2008年 01月 19日
リロアンの定番中の定番その2 ハナヒゲウツボ。
リロアン周辺のポイントのほぼすべてに居るといってもいいくらい、時には3固体くらい居て、初めて来た日本人ゲストは経験問わず、さぞびっくりするだろう。そして、特徴的なのは黄色い個体を数多く眼にすること。数千本の超ベテランダイバーでも、黄色いハナヒゲウツボを見たことの無い人は多い。ここでは普通に居ると錯覚するほどに、何気なく黄色が穴から顔を出しています。
このウツボ、現在の有力説では、黒が幼魚、雌が黄色、雄が青、とされているようですが、数年前にこの地で、青から黄色に変わり、また青に変わる個体が発見されて、その説は危うくなっています。この魚も多くの魚と同様、雌性先熟とされていたからです。これから実は黄色は老生魚だという意見も出されていますが、その後ダメ押しのように黒に戻りつつある黄色(!)なる個体がリロアンから出てきてしまい(真偽のほどは見ていない、念のため)、これもどうやら怪しいという感じなのです。実はハウスリーフ周辺だけで、2個体の黄色が存在し、ひとつは黒がまだらに入っており、もうひとつは青がグラデーションで入っています。半径500m以内の話です。ホント楽しいとしか言い様が・・・(笑) キンチャクガニが持つカニハサミイソギンチャクと同様、ダイバーにとっては今後とも注視してしまう魚なんですね。
あとひとつ、ろくに見えない液晶でもはっきり見えるほど、実はハナヒゲウツボの歯は美しく銀色に輝いていたのですね。初めて知りました。あ、ちなみにこの個体は黄色に黒がまだらで入っています。下のほう、鰓口より下は更に黒が入りこんでいて、全身が是非見てみたいと熱望しています。だって、下半身が青だったらどうします? 大ニュースでしょう?
ま、冗談ですが、そんな夢を見てしまうくらい、今この子に夢中です。
黒・青・黄色とみんな見れる・・・すげー海だ!
いつかきっと、青い顔した黒や黄色の体のコイツを~!!!(おるのか?)笑。
なにかわかったらまた書き込みしますね。
(素人感覚ですいません・汗 閉じているところも見られるもの?)
こんなにくっきり、口の中をまじまじと見られたのは初めて!!!
ホント、歯がとってもキレイ☆☆ 実物大だと…0.0何㎜?!
an:激寒・・・・考えたくないですね(泣)。 あの瞬間は久々に海中で絶叫しました。ほんと海って面白いって、心のそこから思いましたね~。またいろんなショーを見ましょうねっ。