やいま
2008年 06月 25日
数日間、八重山方面にツアーに出ていました。
昨日久米に戻って今、荷物整理と洗濯をしている最中です。
琉球の広さとバリエーションの豊かさ、そして切れることの無い繋がりのようなものもしっかりと感じ取った旅でした。
なんといってもサンゴは圧巻でした。
汽水域やタイドプールなどでのある意味特殊な環境でのフィッシュウォッチングや、ドルフィンスイムや海洋哺乳類の撮影についてはコアなダイバーに歓迎されてはいますが、もっと単純な、誰にでも訴える太陽光、水面の反射、リアルな発色・・・現在のダイビングシーンはそんな水面付近の素晴らしさをもっともっと、紹介できるはずなんです。地元のガイドの方とは、毎日こんな話をしていました。
そして数年前にはただの荒廃した白い岩だったところが今、サンゴの楽園となっています。
データではありえない、年間30cmは育っていないとこうはなれない、と言わざるを得ないような、海の不思議。数え切れない幸福な条件の積み重なりがこの水面下の光景を作り上げています。
あと1ヶ月台風が接近しなければ、水面付近の海水は煮え立ち、この写真に写る全てのサンゴたちは昨年と同様、また壊滅の危機に瀕するでしょう。この楽園を守るために、いつでも気兼ねなくお邪魔できるように、自分たちができることは誰にでも必ずいくつかはあります。無理はいい。たとえばサンゴの減少の責任をオニヒトデに押し付ける物言いを皆が止め、人の都合と言い切って、そしてただ人の為だけに堂々と殺す、それだけでも、たとえ成果は同じであったとしても、世界は確実に少し変わるでしょう。
更に言うなら海の汚れは台風がなんとかしてくれる、という琉球人独特の考え方(甘え)も、それはもう笑って言えることではないのだ、ということは、たとえ私たちがお邪魔しているに過ぎないとしても、ダイビングという矛盾に満ちた遊びをしているとしても、それは地元の人達にもわかってもらわなくてはいけない時が来ています。
そしてこれから3ヶ月・・・・海水温には眼が離せませんね。
珊瑚の横から珊瑚が伸びる
水面がすぐそこ
太陽が 雲が 青空が
ゆらゆら揺れる
色彩が色彩の中を舞う
命の輝きがそこにある・・・
いや~すっばらしい海・空・太陽・命たち!!
海ってイイネ!!
薦めて良かったわ!!
いつものメンバーで潜る、別の海。ちょっと不思議な感覚ですね。
サンゴはとっても元気でうれしかった…。
次に見るときはもっと元気でいてほしいです!
石垣にもこんな珊瑚が有ったんだぁ~
4月に行った時には無かったよっっ なーんつって・・・
私の目に入って無かったんですね!!
何見ていたんだろう??? (^^ゞ
今度 ご一緒させて下さいね~(*^_^*)
anさん:ほんとバタバタさせてしまって、すみませんでした。そうですね、秋にはもっとすくすく、であってほしいと思います。今年も水温上昇は心配です。次回はじっくり潜り倒したいですね~♪
yayoiさん:そうなんです、しかも港から非常に近い。不思議ですね、環境って。。。今度是非その目で確かめてみてください。
colorcodeの写真を携帯の待受画面にして楽しんでます。
仕事の合間、携帯チェックの前に眺めてはホッとする一瞬です。
この写真のサンゴ、
海の中の静かな強さを感じる。そんな一枚ですね。