イタチザメ
2009年 03月 22日
ちょうどサトウキビの精糖季と、港の浚渫が重なって土砂が海に流入しやすい環境も影響しているかもしれませんね。これは数日前にあがった3mくらいの中型のイタチザメのアゴの部分。今日ももう一体、別のもう少し小さなものがかかったので、顎の部分の肉や軟骨をきれいに取り除く作業をしていました、はい、暇です。
水中で見てもちょっと引くけれど、歯もスゴイですね、見えてるだけで4列あります、欠けると次から次へと補充されるように出来てるんですね、次の予備の歯は、軟骨と筋肉の奥で、いつでもスライドできるかのように、準備されていました。顎の筋肉も非常に引き締まって頑丈に出来ています。
歯の形も特徴的で、刃先は想像するより遥かに硬く、そして薄く、鋭利でかつ鋸状で、しかもこのかたち、どの方向から噛んでも切れるようになってるんですね~、2枚目の画像を見て、皆さんもちょっと想像してみてください、いろんな角度からこう食べ物がこう・・・でしょう? すごく計算された形状してると感心しました。これで噛むときは身体を回転させるでしょうから、そりゃぁカメの甲羅も真っ二つになるのもうなづけます。
作業中何箇所かサクッと自分を切ったので(笑)、身をもって知りました、こりゃヤバイ、どの方向からでもホント、よく切れること切れることっ! 危うく死んでるサメに噛まれて病院行くとこだった。。。
ま、何でも噛んじゃうよ~!次があるから!か・・・すげ。
hamaさん:コントロールにいまいち自信無いので、これで斧ひとつ作って危機に備える予定です(笑)。これで撒菱作られたらやばいな・・・
すっごい!
ふじこさん:自分も間近で触って見たのは初めてなので、とってもためになりました。印象的だったのは・・・切れ味ですね:笑 アクセサリーになってるやつがいかに別物か、身をもって知りました。